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2026年上半期の株価パフォーマンスを振り返る

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株式インデックスのパフォーマンス

日経平均とTOPIX、グロース指数のパフォーマンスは次の通り。

2026年前半は「指数は強いが、多くの個別株はそこまで上昇していない」相場だった。特にプライム市場では指数の上昇ほど恩恵を受けた銘柄は多くなく、一方でグロース市場は指数以上に個別株の明暗が分かれた半年となった。

個別銘柄

個別銘柄に関しては、2026/01/04~2025/06/26の範囲で集計している。

また、独自で集めたデータであるため、実際の数値と差異が出る可能性がある。

本年に上場した銘柄に関しては、上場日から2025/06/26までの収益率となる。

集計結果

項目プライムスタンダードグロース
対象銘柄数1,5581,575595
平均上半期収益率9.87%1.87%-6.25%
中央値0.16%-2.94%-13.96%
標準偏差42.08%37.22%65.63%
最高上昇率712.16%(キオクシアホールディングス)597.67%(北川精機)944.98%(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)
最大下落率-92.48%(ブイキューブ)-74.55%(エスクリプトエナジー)-89.13%(ビーマップ)
上昇銘柄数782(50.2%)624(39.6%)146(24.5%)
下落銘柄数776(49.8%)951(60.4%)449(75.5%)
2倍株(+100%以上)473014
3倍株(+200%以上)12106
5倍株(+400%以上)113
10倍株(+900%以上)001

上昇率上位

1. 6085 アーキテクツ・スタジオ・ジャパン|グロース|サービス業|小型(時価総額346.88億円)

大発会初値:27.3円 → 直近終値:302円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
20.53%-30.16%84.41%-5.63%-6.21%1,006.23%

コメント(材料・仮説・所感)


2. 6613 QDレーザ|グロース|電気機器|小型(時価総額1,190.65億円)

大発会初値:327円 → 直近終値:2,840円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
1.29%-43.12%0.95%10.51%12.70%768.50%

コメント(材料・仮説・所感)


3. 285A キオクシアホールディングス|プライム|電気機器|大型(時価総額503,615.50億円)

大発会初値:11,350円 → 直近終値:92,180円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
13.89%517.46%17.97%-15.12%712.16%

コメント(材料・仮説・所感)


4. 6327 北川精機|スタンダード|機械|小型(時価総額532.32億円)

大発会初値:905円 → 直近終値:6,300円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
76.47%-29.21%71.51%58.29%21.39%596.13%

コメント(材料・仮説・所感)


5. 9256 サクシード|グロース|サービス業|小型(時価総額193.68億円)

大発会初値:805円 → 直近終値:5,410円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-1.21%-16.01%6.08%66.46%112.99%572.05%

コメント(材料・仮説・所感)


6. 6072 地盤ネットホールディングス|スタンダード|サービス業|小型(時価総額224.30億円)

大発会初値:194円 → 直近終値:969円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
18.90%-3.00%0.52%-37.52%-14.63%399.48%

コメント(材料・仮説・所感)


7. 2962 テクニスコ|スタンダード|金属製品|小型(時価総額173.57億円)

大発会初値:401円 → 直近終値:1,888円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-30.42%-59.39%55.86%40.58%64.89%370.82%

コメント(材料・仮説・所感)


8. 6976 太陽誘電|プライム|電気機器|大型(時価総額21,850.66億円)

大発会初値:3,660円 → 直近終値:16,780円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-1.58%-36.97%56.81%5.87%-13.12%358.47%

コメント(材料・仮説・所感)


9. 5801 古河電気工業|プライム|非鉄金属|大型(時価総額31,997.98億円)

大発会初値:10,460円 → 直近終値:45,280円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-9.95%202.35%45.79%-7.69%-15.14%332.89%

コメント(材料・仮説・所感)


10. 3449 テクノフレックス|スタンダード|金属製品|小型(時価総額1,954.44億円)

大発会初値:2,180円 → 直近終値:9,150円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
9.45%0.18%98.54%21.35%1.22%319.72%

コメント(材料・仮説・所感)


下落率上位

1. 3681 ブイキューブ|プライム|情報・通信業|小型(時価総額2.63億円)

大発会初値:133円 → 直近終値:10円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-55.56%-39.56%-31.41%-54.55%-23.08%-92.48%

コメント(材料・仮説・所感)


2. 4316 ビーマップ|グロース|情報・通信業|小型(時価総額4.45億円)

大発会初値:1,150円 → 直近終値:125円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-22.32%2.45%201.34%-11.35%2.46%-89.13%

コメント(材料・仮説・所感)


3. 3133 海帆|グロース|小売業|小型(時価総額42.00億円)

大発会初値:464円 → 直近終値:71円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
235.12%24.78%-54.54%-46.62%-33.02%-84.70%

コメント(材料・仮説・所感)


4. 462A FUNDINNO|グロース|証券、商品先物取引業|小型(時価総額53.01億円)

大発会初値:1,213円 → 直近終値:222円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
37.37%-50.00%-9.39%-81.70%

コメント(材料・仮説・所感)


5. 4598 Delta-Fly Pharma|グロース|医薬品|小型(時価総額17.35億円)

大発会初値:510円 → 直近終値:124円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-20.39%-42.84%-8.93%-13.89%1.64%-75.69%

コメント(材料・仮説・所感)


6. 5721 エスクリプトエナジー|スタンダード|非鉄金属|小型(時価総額123.99億円)

大発会初値:275円 → 直近終値:70円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-16.00%0.00%1,133.33%-1.41%25.00%-74.55%

コメント(材料・仮説・所感)


7. 6731 ピクセラ|スタンダード|電気機器|小型(時価総額15.63億円)

大発会初値:360円 → 直近終値:97円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-78.57%-77.00%-27.66%-28.68%-5.83%-73.06%

コメント(材料・仮説・所感)


8. 6580 ライトアップ|グロース|サービス業|小型(時価総額45.17億円)

大発会初値:2,851円 → 直近終値:778円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-29.89%121.13%96.49%4.01%-7.16%-72.71%

コメント(材料・仮説・所感)


9. 7138 TORICO|グロース|小売業|小型(時価総額19.48億円)

大発会初値:425円 → 直近終値:121円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-7.48%-19.35%186.19%-7.63%-2.42%-71.53%

コメント(材料・仮説・所感)


10. 504A イノバセル|グロース|医薬品|小型(時価総額173.84億円)

大発会初値:1,248円 → 直近終値:385円

パフォーマンス指標

2023年収益率2024年収益率2025年収益率月次収益率週次収益率2026年上半期収益率
-36.89%-18.26%-69.15%

コメント(材料・仮説・所感)


まとめ

2026年前半は「AI関連なら何でも買われる相場」ではなく、「AI需要を利益につなげられる企業」と「テーマだけで利益が伴わない企業」の選別が一段と進んだ半年だった。大型株では半導体・光通信・電子部品などAIインフラ関連が相場を牽引する一方、赤字企業や上場維持に課題を抱える企業は大きく売られ、業績と財務の重要性が改めて意識された。

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今週のポイント

今週は、AI・半導体主導で日経平均が7万2000円台まで上昇した一方、週後半には利益確定売りと海外半導体株の急落で大きく揺れた週でした。相場の基調はまだ強いものの、過熱感とボラティリティの高さがはっきり出てきています。

  1. AI・半導体相場はまだ主役だが、値動きはかなり荒い

    日経平均は初の7万2000円台に乗せ、25日にはマイクロン決算を好感して3191円高となりました。キオクシア、ルネサス、OpenAIとブロードコムの独自AI半導体開発など、AI・半導体関連の材料は引き続き強いです。

    一方で、24日には日経平均VIが2週間ぶりの高水準となり、26日には日経平均が一時3700円超下落しました。韓国KOSPIも半導体株主導で急落し、売買停止措置が発動されています。

    つまり、AI・半導体はまだ相場の中心ですが、ここからは上がる時も下がる時も値幅が大きい局面に入っていると見た方がよさそうです。

  2. 海外勢の買いは強く、日本株への資金流入は続いている

    6月第3週の日本株は、海外勢が1兆円超の買い越しとなりました。日経平均が急騰している背景には、個人投資家だけでなく、海外投資家の日本株買いがかなり効いていると考えられます。

    ただし、海外勢の買いは勢いがある一方、短期的な利益確定も早いです。AI・半導体、値がさ株、指数寄与度の高い銘柄に資金が集中しているため、海外市場で半導体株が崩れると、日本株も指数主導で大きく下げやすくなります。

  3. 米インフレ再加速と金利は、グロース株の重荷

    米消費支出物価指数は5月に前年比4.1%上昇し、約3年ぶりの高水準となりました。インフレが再び強まると、FRBの利下げ期待は後退し、米金利が高止まりしやすくなります。

    一方で、原油安や利上げ観測の後退を受けて、米10年債利回りは4.37%まで低下しました。金利が落ち着けばAI・半導体などグロース株には追い風ですが、インフレが再燃すれば再び金利上昇が警戒されます。

    今週は、株式市場が「AI成長期待」を見て買う一方で、債券市場は「インフレと金融政策」を見て揺れている印象です。

  4. 中東リスクはいったん和らいだが、再燃リスクは残る

    原油は一時4カ月ぶり安値まで下落し、ホルムズ海峡の輸送停滞解消観測が安心材料になりました。原油安は日本株全体にはプラスで、空運、陸運、外食、小売、化学などのコスト低下期待につながります。

    ただし、28日には米国とイランが報復の応酬に入り、ホルムズやバーレーンへの攻撃も報じられました。中東情勢が再び悪化すれば、原油高、円安、インフレ、金利上昇が同時に進む可能性があります。

    原油安は相場の支えですが、中東リスクは完全には消えていません。

  5. AIは半導体だけでなく、電力・データセンター・産業インフラへ広がる

    今週は、AIテーマが半導体だけでなく、電力や産業インフラへ広がっている点も重要です。ホンダは米EV電池工場をデータセンター向けに転換し、三菱重工は電力需要増を背景にガスタービンの生産能力を2倍にします。

    また、国産AI開発では製造業を軸に40社超が関わることが判明しました。AI相場は単なる半導体株の物色ではなく、データセンター、電力、冷却、産業機械、製造業DXへ広がっていると考えられます。

    今後は、半導体そのものだけでなく、「AIインフラを支える企業」にも資金が向かいやすくなりそうです。

  6. 自社株買い・株主還元は日本株の下支え材料

    1〜5月の自社株買いは16.2兆円に達し、2025年通年に迫る規模となりました。ソニーGや日立など、大型株でも資本効率改善の動きが続いています。

    AI・半導体のような成長テーマに加えて、株主還元や資本効率改善が日本株全体の下支え材料になっています。相場が調整する場面でも、低PBR、現金リッチ、自社株買い余地のある銘柄には見直し買いが入りやすいと思います。

来週に向けた見方

来週の日本株は、AI・半導体相場が再び高値を取りに行けるか、それとも利益確定が続くかが最大の焦点になりそうです。

日経平均は7万2000円台まで上昇したあと、大きく下げる場面もありました。これは相場が崩れたというより、急騰後の過熱感が強くなり、少しの悪材料でも大きく反応しやすくなっている状態だと思います。

来週の注目点は以下です。

  1. AI・半導体関連が再び買われるか
  2. 韓国・台湾・米国の半導体株の下落が日本株に波及するか
  3. 米PCEを受けて、米金利が再び上昇するか
  4. 原油安が続くか、中東リスクが再燃するか
  5. 海外勢の日本株買いが継続するか
  6. 自社株買い・還元銘柄に資金が回るか

セクター別には、半導体、電子部品、AIインフラ、データセンター、電力、ガスタービン、冷却、銀行、保険、株主還元銘柄は引き続き注目されやすいです。

一方で、過熱した半導体株、信用買いが積み上がった人気株、不動産、REIT、借入負担の重いグロース株、自動車関連は慎重に見たい局面です。

全体としては、**「AI相場はまだ強いが、最高値圏では利益確定と外部リスクで大きく揺れやすい」**という週になりそうです。