1. 6203 豊和工業|スタンダード|機械|小型(時価総額356.87億円)
- 直近終値:2,844円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -23.39% | 65.14% | -6.58% | 134.65% | 96.68% | 88.10% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 防衛関連の材料株上昇も刺激に
- 株式会社Prodroneとのドローン開発・製造連携について
2. 4440 ヴィッツ|スタンダード|情報・通信業|小型(時価総額109.58億円)
- 直近終値:2,624円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -5.96% | 2.71% | 21.37% | 129.17% | 124.27% | 59.03% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 10日にパナソニック コネクト(東京都中央区)が提供する協働ロボット制御サービスに、ヴィッツのロボットシミュレーターを連携させ、ロボットプログラムの作成から実機を使わない仮想検証までを一体で支援するソリューションの提供を開始すると発表したことを引き続き材料視
- パナソニック コネクト株式会社との協業強化により製造DX とフィジカルAI 向けロボット統合ソリューションの提供を開始
3. 8995 誠建設工業|スタンダード|不動産業|小型(時価総額51.27億円)
- 直近終値:2,548円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 37.92% | -30.08% | 165.91% | 59.25% | 65.13% | 54.61% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 大阪府堺市中心に低価格の戸建て分譲住宅事業を展開。注文住宅建築やリフォームも手がける
- 副首都構想関連銘柄として物色続く。
- 維新が大臣ポスト要求
4. 1783 fantasista|スタンダード|不動産業|小型(時価総額150.78億円)
- 直近終値:78円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -25.37% | -31.37% | 74.29% | 30.00% | 56.00% | 52.94% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 仙台市青葉区の販売用不動産についてAIデータセンターとして開発する方針を発表
- (開示事項の経過)宮城県仙台市青葉区の販売用不動産におけるAIデータセンター開発の方針決定に関するお知らせ
5. 4052 フィーチャ|グロース|情報・通信業|小型(時価総額65.47億円)
- 直近終値:1,118円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 20.46% | -44.34% | -31.31% | 280.27% | 110.55% | 51.08% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 車載部品メーカー等向けに先進運転支援関連の画像認識ソフトを開発
- 自動運転関連銘柄として
6. 7475 アルビス|プライム|小売業|小型(時価総額349.41億円)
- 直近終値:3,775円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9.55% | 2.30% | 1.82% | 40.86% | 47.98% | 49.74% |
コメント(材料・仮説・所感)
7. 6191 エアトリ|プライム|サービス業|小型(時価総額244.34億円)
- 直近終値:1,073円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -24.41% | -36.10% | -34.40% | 41.37% | 28.50% | 39.17% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 業績予想の修正及び配当予想に関するお知らせ
- EPS 26.34 → 88.22(2.3倍)
- 5月時点で保守的に織り込んでいた、成長投資・M&A/資本業務提携に伴う費用や減損損失が、想定ほど発生しない見通しになった
- 旅行以外の事業が想定以上に利益を積み上げている
- 160円配当(2029年9月期から配当を10円に戻す予定)
- 9月上旬にはNomura Internationalが約29.6万株(1.30%)、Goldman Sachs Internationalが約11.6万株(0.51%)などを空売りしており、報告対象4社合計でおよそ80万株規模
8. 6898 トミタ電機|スタンダード|電気機器|小型(時価総額45.83億円)
- 直近終値:5,610円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -47.65% | 64.58% | 55.63% | 56.27% | - | 35.02% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 【決算速報】トミタ電機、上期経常は黒字浮上・通期計画を超過
- 業績予想の修正に関するお知らせ
- 国内市場においては長期化していた顧客の在庫調整の改善、また、設備投資需要の回復により、半導体製造装置向け、FA向け等の産業機器需要は増加いたしました。
9. 5031 モイ|グロース|情報・通信業|小型(時価総額75.33億円)
- 直近終値:435円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -31.97% | -3.24% | 41.30% | 20.83% | 31.42% | 27.57% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)との共同研究に基づく特許共同出願に関するお知ら
- モイ(5031・ツイキャス)が京都大学CiRAと共同研究し、iPS由来神経細胞の電気信号をLLMにつなぐ技術を共同特許出願。
- 神経細胞の反応をLLMで評価して創薬スクリーニングに使うほか、生体の「ゆらぎ」を利用したAIキャラクターへの応用も想定。
- 研究としては独自性が高く面白いが、現時点では業績への影響は軽微で、事業化・収益化はまだ未知数。
10. 4588 オンコリスバイオファーマ|グロース|医薬品|中型(時価総額1,691.33億円)
- 直近終値:5,740円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7.79% | -8.16% | 165.64% | 298.61% | 69.82% | 24.92% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 遺伝子を改変した特殊なウイルスにより、がん細胞を破壊する食道がん向け治療薬「テロメライシン注」の販売が8月21日より始まった
- TOPIXへの新規採用要件に関し、取引金融機関より、「年間売買代金回転率0.2以上」及び「浮動株時価総額の累積比率上位96%以内」の両方を充足したとの情報を得ているとコメント
- お問い合わせへの回答に関するお知らせ
11. 4667 アイサンテクノロジー|スタンダード|情報・通信業|小型(時価総額201.71億円)
- 直近終値:3,635円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7.90% | -2.94% | 19.56% | 83.59% | 72.68% | 22.39% |
12. 5380 新東|スタンダード|ガラス・土石製品|小型(時価総額12.48億円)
- 直近終値:1,500円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -6.33% | -16.93% | 25.31% | -7.98% | 16.73% | 22.05% |
13. 9082 大和自動車交通|スタンダード|陸運業|小型(時価総額129.47億円)
- 直近終値:2,466円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 33.46% | -32.57% | 64.37% | 111.31% | 31.73% | 21.78% |
14. 4174 アピリッツ|スタンダード|情報・通信業|小型(時価総額44.10億円)
- 直近終値:1,045円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -12.68% | -24.62% | -17.91% | 60.52% | 26.82% | 21.37% |
15. 8254 さいか屋|スタンダード|小売業|小型(時価総額20.45億円)
- 直近終値:294円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 18.71% | 8.42% | -4.18% | -24.81% | -6.96% | 20.99% |
16. 338A ZenmuTech|グロース|情報・通信業|小型(時価総額88.73億円)
- 直近終値:3,255円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | - | -4.10% | 37.05% | 64.23% | 20.73% |
17. 5252 日本ナレッジ|グロース|情報・通信業|小型(時価総額37.15億円)
- 直近終値:892円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -61.07% | -31.25% | 85.69% | 45.28% | 13.05% | 19.73% |
18. 520A ジェイファーマ|グロース|医薬品|小型(時価総額84.26億円)
- 直近終値:467円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | - | - | -42.27% | 69.82% | 19.13% |
19. 485A パワーエックス|グロース|電気機器|中型(時価総額2,490.62億円)
- 直近終値:2,145円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | - | 90.35% | 192.50% | 23.35% | 17.99% |
20. 9984 ソフトバンクグループ|プライム|情報・通信業|大型(時価総額373,554.87億円)
- 直近終値:6,540円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 13.29% | 52.07% | 89.27% | 44.69% | 24.45% | 16.99% |
連続上昇
| コード | 銘柄 | 市場 | 業種 | 時価総額(億円) | 連騰日数 | 上昇率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3020 | アプライド | スタンダード | 小売業 | 126.2 | 6日 | +8.10% |
| 5252 | 日本ナレッジ | グロース | 情報・通信業 | 37.1 | 6日 | +22.19% |
| 5820 | 三ッ星 | スタンダード | 非鉄金属 | 39.4 | 6日 | +8.64% |
- 5820三ッ星:非鉄金属スクラップの回収を手掛ける天進商事(東京都台東区)を子会社化
- トンピンのフォロー外になっている
逆行・調整局面だが注目銘柄
4599 ステムリム|グロース|医薬品|小型(時価総額112.83億円)
- 直近終値:180円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -35.42% | -45.86% | -16.24% | -31.82% | -49.58% | -42.31% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 再生誘導医薬レダセムチド(HMGB1ペプチド)の臨床試験の結果(速報)を発表、急性期脳梗塞(こうそく)対象グローバル後期第2相試験において主要評価項目でプラセボ群に対する有意差を示さず、主要評価項目未達となった
6570 共和コーポレーション|スタンダード|サービス業|小型(時価総額198.21億円)
- 直近終値:3,260円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 31.22% | 14.78% | 29.14% | 170.76% | -15.98% | -23.38% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 独立系の遊戯施設運営会社。業界で高シェア。ゲーム機器販売も展開。100店舗体制目指す
- 2027年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
- 創立40周年記念株主優待の実施に関するお知らせ
- 決算と記念優待で約2倍からの調整
215A タイミー|グロース|サービス業|中型(時価総額1,309.66億円)
- 直近終値:1,300円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | -16.59% | -18.85% | 0.62% | -22.11% | -22.57% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 2027年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
- 27年4月期第1四半期(25年5-7月期)営業利益が19.37億円。26年4月期第1四半期(25年11月-26年1月)の21.08億円と比べ減少。
- 東京証券取引所プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備に関するお知らせ
7762 シチズン時計|プライム|精密機器|大型(時価総額5,436.6億円)
- 直近終値:2,210円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 42.06% | 11.06% | 37.2% | 73.2% | -12.61% | -15.42% |
コメント(材料・仮説・所感)
6619 ダブル・スコープ|プライム|電気機器|小型(時価総額90.33億円)
- 直近終値:149円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -31.42% | -68.55% | -46.24% | -1.97% | -1.97% | -11.83% |
コメント(材料・仮説・所感)
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今週のポイント
今週は、前週から続く調整色が残った週でした。日経平均は一時大きく下げ、グロース250やREITも金利上昇を嫌気して弱い動きとなりました。一方で、AI・半導体の実需は引き続き強く、TSMC、TDK、日東電工、デクセリアルズ、サムスンの日韓連合など、半導体材料・部品・後工程のニュースはかなり多く出ています。
-
円高反転で自動車・輸出株に逆風
今週の大きな変化は、為替が円高方向に動いたことです。円相場は1ドル=153円台まで上昇し、前週までの160円台からかなり円高に振れました。
これにより、自動車株には売りが出ました。トヨタは想定を超える円高が業績下振れ要因として意識され、株価が4%安となりました。これまで円安メリットで買われていた自動車、機械、電子部品、輸出関連には、短期的に利益確定が出やすい局面です。
一方で、円高は輸入コストを下げるため、食品、小売、外食、電力・ガスなどには中期的にプラスです。ただし、原油高が同時に起きているため、円高メリットがどこまで効くかは慎重に見る必要があります。
-
金利上昇でREIT・グロースには厳しい
米10年債利回りは一時4.96%と、2年11カ月ぶりの高水準になりました。国内でも日銀の利上げ観測が続き、金利先高観が相場の重荷になっています。
特に弱かったのはREITです。東証REIT指数は年初来安値となり、不動産高騰にもかかわらずREIT市場は低迷しています。金利が上がると、借入コストの上昇と利回り面での魅力低下が同時に起きるため、REITには厳しい環境です。
グロース250も金利上昇を嫌気して弱く、高PER銘柄や赤字グロースには引き続き逆風です。今の相場では、成長ストーリーだけでなく、金利上昇に耐えられる利益・キャッシュフローが重要になっています。
-
AI・半導体の実需は強いが、需給はやや不安定
株価面ではAI・半導体関連に調整が出ていますが、実需のニュースはかなり強いです。TSMCの8月売上高は53%増となり、台湾の8月輸出も41%増と過去最長に並ぶプラスが続きました。TDKはAIサーバー向け部品に400億円投資し、日東電工やデクセリアルズも半導体分野への投資を進めています。
サムスンはAI半導体の後工程で日韓連合を組み、横浜に研究開発拠点を設けます。半導体の中でも、前工程だけでなく、後工程、材料、部品、基板、給電、熱対策などの重要性が増していると見てよさそうです。
ただし、信用評価損益率は2週ぶりに悪化しており、AI・半導体関連株の下落で個人投資家の含み損が増えています。実需は強いものの、信用需給が悪い銘柄は戻り売りが出やすい局面です。
-
中国メモリー勢の台頭は、キオクシア・韓国勢に警戒材料
中国メモリー大手CXMTの利益率が4〜6月期に82%となり、韓国SKハイニックスを上回ったというニュースは重要です。AIメモリー需要が強い一方で、中国勢の競争力も高まっています。
キオクシア、Samsung、SKハイニックス、Micronなどのメモリー関連は、需要が強いだけでは不十分で、今後は価格競争や供給過剰のリスクも意識されます。
これまでメモリー株はAI需要で強く買われてきましたが、ここからは、どの企業が高い利益率を維持できるかがより重要になります。日本株では、キオクシアそのものに加えて、半導体材料、装置、部品メーカーへの波及も見たいところです。
-
原油100ドルと中東リスクは、インフレ再燃要因
原油は米イラン衝突の激化を受けて、一時100ドルを超えました。その後は中東懸念がやや後退して原油は反落しましたが、エネルギー価格の不安定さは続いています。
原油高は、空運、陸運、外食、小売、化学、電力会社の一部にはコスト増要因です。また、原油高がインフレを再燃させると、米金利上昇や日銀利上げ観測につながり、株式市場全体のバリュエーションにも重荷になります。
今週は、円高で輸入コスト低下が期待される一方、原油高でその効果が相殺される難しい環境でした。
-
海外勢は買い越し、自社株買い・高配当は下支え
9月第1週は、海外勢が3週ぶりに日本株を買い越しました。日本株全体から資金が逃げているわけではなく、むしろ調整局面で買い直す動きもあります。
また、アシックスは過去最大となる700億円の自社株買いを発表し、エアトリは配当性向100%と160円配当を発表しました。個別では、株主還元を強める企業に資金が向かいやすい相場です。
金利上昇局面では、成長期待だけの銘柄よりも、利益が出ていて、還元姿勢が明確な企業が選ばれやすくなります。
-
AIインフラは電力・原発・防衛へ広がる
AI需要は半導体だけでなく、電力、原発、防衛にも広がっています。島根3号機は震災後初の新設原発稼働に向けて実質審査終了となり、Googleはフィンランドで原発から電力を購入してAIインフラ投資を進めています。
川崎重工はAIを活用した防衛システム開発で半導体新興と協業します。台湾もドローン産業に6年で1.2兆円を投じる方針です。
今後のAIテーマは、半導体単体ではなく、電力、原発、蓄電池、防衛、ドローン、データセンター、冷却、送配電まで広く見る必要がありそうです。
来週に向けた見方
来週の日本株は、円高と金利高による調整が一服するか、それともさらに銘柄選別が強まるかが焦点になりそうです。
AI・半導体の実需は引き続き強く、半導体材料、部品、後工程、AIサーバー、データセンター、電力関連には追い風があります。一方で、米金利5%接近、円高153円台、原油100ドル、REIT安、グロース安を見ると、相場全体はかなり神経質です。
来週の注目点は以下です。
- ドル円が153円台で落ち着くか、さらに円高へ進むか
- 米10年債利回りが5%に接近するか
- 国内金利上昇でREIT・不動産・グロース株の売りが続くか
- AI・半導体関連に押し目買いが戻るか
- 信用評価損益率の悪化が個人の投げ売りにつながらないか
- 原油100ドル近辺と中東情勢がインフレ懸念を強めるか
- 海外勢の日本株買い越しが継続するか
- 自社株買い・高配当・金融・原発・電力に資金が循環するか
セクター別には、銀行、保険、証券、商社、通信、高配当、自社株買い銘柄、半導体材料、電子部品、AIサーバー部品、データセンター、電力、原発、防衛は引き続き注目されやすいです。
一方で、REIT、不動産、借入負担の重いグロース株、信用買いが多いAI人気株、円高に弱い自動車・輸出株、原油高に弱い空運・外食・小売は慎重に見たい局面です。
全体としては、**「調整色は継続。ただしAI・半導体の実需は強く、金利上昇に耐えられる還元・金融・電力・AIインフラ銘柄を選別する相場」**という週になりそうです。