1. 5242 アイズ|グロース|情報・通信業|小型(時価総額22.67億円)
- 直近終値:2,209円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -47.23% | -10.12% | -31.10% | 113.84% | 143.55% | 79.59% |
コメント(材料・仮説・所感)
- メディアレーダーは、広告・マーケティングに関する情報を集約したWEBサイト運営
- No.1の広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」の会員数が14万人を突破!
- 「ファクログ」運営の株式会社アイズ、法人向けオンラインファクタリングサービス「レゾナス」提供開始
- 小型株が新しい業態での収益ストーリーが見え始めた
2. 3907 シリコンスタジオ|スタンダード|情報・通信業|小型(時価総額33.01億円)
- 直近終値:1,110円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -19.64% | -18.65% | -3.15% | 45.29% | 23.47% | 69.72% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 3DCG技術基盤のゲーム用ミドルウェア主力。自社ゲーム開発撤退。開発受託、人材紹介派遣
- 米エヌビディアイベントへの社長招待を材料視続く。
昨日都内で行われたNVIDIA主催イベントにシリコンスタジオ代表取締役社長の梶谷眞一郎が招待され、NVIDIA創業者兼CEOのジェンスン・フアン氏から日本のAIエコシステムパートナーとして紹介されました。当社はNVIDIA社とのパートナーシップをさらに強化し、フィジカルAIビジネスを推進していきます。 pic.twitter.com/W1afMnYX8j
— Silicon Studio | シリコンスタジオ (@SiliconStudioJP) July 17, 2026
3. 2354 YE DIGITAL|スタンダード|情報・通信業|小型(時価総額296.31億円)
- 直近終値:1,600円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 84.69% | -17.11% | 30.22% | 94.17% | 89.13% | 51.09% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 安川電機の持分法適用会社。システム構築と組み込みソフト開発が主力。IoT分野を強化中
- 安川電機の最先端工場へのWES導入
- 倉庫自動化システム(WES)
4. 1518 三井松島ホールディングス|プライム|その他製品|大型(時価総額1,463.87億円)
- 直近終値:2,241円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -11.34% | 52.98% | 72.83% | 56.93% | 44.39% | 48.12% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 2027年3月期業績予想の上方修正及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
- 配当予想74円→130円
- 2026/07/24 終値2,241円=配当利回り5.8%
5. 4052 フィーチャ|グロース|情報・通信業|小型(時価総額18.80億円)
- 直近終値:321円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 20.46% | -44.34% | -31.31% | 9.18% | 34.87% | 36.60% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 車載部品メーカー等向けに先進運転支援関連の画像認識ソフトを開発
- 図面解析AI「Drawing-AI」、総合検図プラットフォームへ進化
6. 4424 Amazia|グロース|情報・通信業|小型(時価総額25.61億円)
- 直近終値:379円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -45.65% | 15.00% | -13.06% | 28.47% | 39.34% | 31.60% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 小型株のボラ上昇?
7. 6522 アスタリスク|グロース|電気機器|小型(時価総額135.99億円)
- 直近終値:1,690円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -45.90% | -28.15% | -26.63% | 338.96% | -13.33% | 29.20% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 需給要因:東京証券取引所が24日から同社株の信用取引に関する規制を解除すると発表した
8. 7034 プロレド・パートナーズ|プライム|サービス業|小型(時価総額50.77億円)
- 直近終値:453円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -33.27% | 16.24% | 41.79% | -22.16% | 31.69% | 27.61% |
コメント(材料・仮説・所感)
- ローコスト戦略が柱のコンサル。成果報酬型と固定報酬型でサービス提供。ファンド運営も展開
- ファンドへの出資に関するお知らせ
- 特段材料なし
9. 6890 フェローテック|スタンダード|電気機器|大型(時価総額4,701.94億円)
- 直近終値:8,920円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -4.01% | -0.31% | 96.48% | 74.90% | -3.88% | 27.25% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 2026年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
- EPS 436円→702円 +60%
10. 5240 monoAI technology|グロース|情報・通信業|小型(時価総額26.13億円)
- 直近終値:213円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -63.33% | -14.22% | -20.11% | -25.78% | 65.12% | 24.56% |
コメント(材料・仮説・所感)
- メタバースのプラットフォームOEM供給とメタバースイベント企画・運営。BtoBに強み
- 7/17 信用取引を使った売買において規制措置を実施→需給要因
11. 6999 KOA|プライム|電気機器|大型(時価総額1,042.69億円)
- 直近終値:2,782円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -17.13% | -35.65% | 37.89% | 99.43% | -4.92% | 24.20% |
12. 296A 令和アカウンティング・ホールディングス|グロース|サービス業|中型(時価総額344.63億円)
- 直近終値:919円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| - | -8.83% | 46.64% | 27.64% | 22.70% | 22.37% |
13. 1723 日本電技|スタンダード|建設業|大型(時価総額1,646.06億円)
- 直近終値:2,510円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 49.03% | 46.39% | 127.95% | 27.90% | 4.19% | 21.20% |
14. 8541 愛媛銀行|プライム|銀行業|大型(時価総額1,101.58億円)
- 直近終値:2,794円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9.57% | 10.15% | 31.51% | 86.27% | 26.43% | 20.59% |
コメント(材料・仮説・所感)
15. 4935 リベルタ|スタンダード|化学|小型(時価総額97.37億円)
- 直近終値:312円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 21.95% | 1,271.35% | -66.63% | -2.50% | -13.33% | 20.46% |
16. 2345 HODL1|スタンダード|情報・通信業|小型(時価総額19.17億円)
- 直近終値:103円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -43.26% | 78.70% | -44.53% | -52.75% | -15.57% | 17.05% |
17. 6946 日本アビオニクス|スタンダード|電気機器|中型(時価総額898.59億円)
- 直近終値:5,360円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 119.25% | 49.82% | 81.30% | 16.90% | -1.29% | 16.65% |
18. 4073 ジィ・シィ企画|グロース|情報・通信業|小型(時価総額12.64億円)
- 直近終値:498円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -11.28% | -10.18% | 4.66% | -13.69% | 15.55% | 16.36% |
19. 6548 旅工房|グロース|サービス業|小型(時価総額21.39億円)
- 直近終値:108円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -20.57% | -43.68% | -11.54% | -22.30% | 12.50% | 16.13% |
20. 6200 インソース|プライム|サービス業|中型(時価総額617.16億円)
- 直近終値:724円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -41.65% | 30.03% | -24.01% | -16.20% | 18.69% | 15.65% |
連続上昇
| コード | 銘柄 | 市場 | 業種 | 時価総額(億円) | 連騰日数 | 上昇率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2217 | モロゾフ | プライム | 食料品 | 329.7 | 10日 | +3.09% |
| 5242 | アイズ | グロース | 情報・通信業 | 22.7 | 9日 | +151.31% |
| 5401 | 日本製鉄 | プライム | 鉄鋼 | 33,149.9 | 9日 | +12.12% |
| 9959 | アシードホールディングス | スタンダード | 小売業 | 141.0 | 6日 | +13.59% |
| 1697 | WisdomTree 大豆上場投資信託 | ETF・ETN | - | - | 6日 | +10.40% |
| 4523 | エーザイ | プライム | 医薬品 | 13,579.2 | 6日 | +9.40% |
| 5742 | エヌアイシ・オートテック | スタンダード | 非鉄金属 | 40.2 | 6日 | +2.52% |
| 9769 | 学究社 | プライム | サービス業 | 287.8 | 6日 | +2.82% |
- モロゾフ:決算で下がったが、7.29が権利付き最終日。株主優待チョコレート
- 大豆ETF:米国の天候リスク、中国がアメリカ産大豆を大量購入
逆行・調整局面だが注目銘柄
1. 3086 J.フロント リテイリング|プライム|小売業|大型(時価総額7,947.87億円)
- 直近終値:2,937.5円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7.54% | 66.34% | 2.86% | 33.83% | -7.42% | -10.09% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 2026年6月度 J.フロントリテイリング 連結売上収益報告(IFRS)
- 上期累計 -2.7%、百貨店事業-1.0%
- 小売が7月弱い→業績以上に先行して上昇していた株価のバリュエーション調整?
2. 7211 三菱自動車工業|プライム|輸送用機器|大型(時価総額5,067.85億円)
- 直近終値:347円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| -9.29% | 17.94% | -29.01% | -7.10% | 3.95% | -8.78% |
コメント(材料・仮説・所感)
- 三菱自、SMBC日興が目標株価370円に引き下げ
- 27年3月期は新モデル投入で業績回復を予想も、ASEAN(東南アジア諸国連合)競争にリスク
- 米国関税で自動車弱い
3. 6613 QDレーザ|グロース|電気機器|中型(時価総額689.98億円)
- 直近終値:1,643円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1.29% | -43.12% | 0.95% | 402.45% | -36.69% | -6.96% |
コメント(材料・仮説・所感)
- AIデータセンター・光電融合期待で約10倍化 → 実際の利益水準との乖離が大きくなり、材料出尽くしと需給崩れで反転
- 生成AIの計算能力が増えると、サーバー間・半導体間のデータ通信量と消費電力が問題になります。そこで電気配線の一部を光通信に置き換える「光電融合」が重要になり、QDレーザの量子ドットレーザが使われるのではないか、という期待
4. 6027 弁護士ドットコム|プライム|サービス業|中型(時価総額502.86億円)
- 直近終値:2,199円
パフォーマンス指標
| 2023年収益率 | 2024年収益率 | 2025年収益率 | 2026年収益率 | 月次収益率 | 週次収益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 67.37% | -46.36% | 38.89% | -31.28% | -7.99% | -7.99% |
コメント(材料・仮説・所感)
- AI・リーガルテック銘柄として期待先行で買われていたが、主力のクラウドサインの成長率が20%前後まで鈍化。
- 好業績は維持しているものの、市場が期待する超高成長ではなくなり、PERなどの評価倍率が縮小。
- 事業悪化ではなく、「高成長SaaS」から「利益成長企業」への評価の見直しによる下落。
相場関連ニュースピックアップ
相場関連ニュースピックアップ
- 2026-07-26 米AI新興Gensparkトップ「世界で7000法人が利用、日本で1億ドル投資」
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- 2026-07-25 中東の緊張で遠のく利下げシナリオ FRB、5会合連続で据え置きへ
- 2026-07-25 投資家のリスク回避が続く、原油・金買い 米イランの軍事衝突で
- 2026-07-25 日立株、一時7%安 9年ぶり下落率、「調整相場入り」見方も
- 2026-07-25 東証大引け 日経平均は小反落 中東リスクを警戒、半導体は高い
- 2026-07-25 中東リスクで高まる円安圧力 米利下げ先送りなら1ドル=165円も
- 2026-07-25 米国債発行残高、45兆ドル台に 財政赤字拡大で長期金利押し上げ
- 2026-07-24 米ナスダック急落、2カ月半ぶり安値 「現金燃やす」巨大テックに不安
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- 2026-07-24 ドイツ長期金利15年ぶり高水準、仏は4%台に急騰 原油危機警戒
- 2026-07-23 ディスコの純利益が過去最高 7〜9月23%増、AI向け需要増で
- 2026-07-23 半導体株、買い再開うかがうファンド勢 今年の買い越し分をほぼ売却
- 2026-07-23 アルファベット、AI異次元投資が株価揺らす 最高益でもリスク懸念
- 2026-07-23 2年債利回り31年ぶり高さ、一時1.5% 日銀早期利上げの思惑で
- 2026-07-22 世界の社債発行、1〜6月に過去最大580兆円 AI投資に「過熱サイン」
- 2026-07-22 27年3月期の市場予想、6割の企業で上振れ 首位はキオクシア
- 2026-07-22 NVIDIA、サーバー間通信でも覇権 データ拠点の性能はスパコン超え
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- 2026-07-21 日経平均大引け 3日ぶり反発 2091円高の6万6232円
- 2026-07-21 市場に広がる円安諦観 160円超が新常態、「GPIF介入」は効果に疑問
- 2026-07-21 日本企業の転換社債、海外マネー流入 1〜6月発行額、22年ぶり高水準
- 2026-07-21 6月の超長期債、海外勢の売越額1年半ぶり大きさ 財政拡張の懸念で
今週のポイント
今週は、AI・半導体関連の材料はまだ強い一方で、相場全体としては調整色が強まった週でした。特に、米ナスダックの急落、日立株の大幅安、円安164円接近、原油100ドル超え、長期金利上昇が重なり、これまでの強気一辺倒から少し空気が変わってきた印象です。
-
調整相場入りを意識するニュースが増えた
今週は、日立株が一時7%安となり、「調整相場入り」との見方も出ました。日経平均は週初に大幅反発する場面もありましたが、その後は中東リスクや米ハイテク株安を受けて上値が重くなっています。
これまでのように、AI・半導体関連が少し下げてもすぐ買われる相場から、悪材料に対して素直に売りが出る相場へ変わりつつあるように見えます。
ただし、東証プライムでは全銘柄の8割が値上がりした日もあり、全面的な弱気相場というより、過熱したAI・半導体・大型グロース株から、内需・バリュー・金融・還元銘柄へ資金が移る調整局面と考えた方がよさそうです。
-
AI・半導体の需要は強いが、投資額への不安が出てきた
ディスコはAI向け需要で純利益が過去最高となり、NVIDIAもサーバー間通信で存在感を強めています。Gensparkの日本投資や、半導体株をファンド勢が買い直す動きもあり、AI・半導体の需要そのものはまだ崩れていません。
一方で、アルファベットは最高益でもAIへの異次元投資が株価のリスクとして意識され、世界の社債発行もAI投資を背景に過去最大となりました。AI投資は成長期待の源泉ですが、同時に「投資回収できるのか」「財務負担が重すぎないか」という疑念も出始めています。
ここからは、AI関連でも、実際に利益が出ている企業と、期待先行で資金を燃やしている企業の選別が強まりそうです。
-
円安164円接近と原油100ドル超えはかなり重い
円相場は一時164円に迫り、中東緊迫を背景にブレント原油は100ドルを超えました。これは日本株にとって、かなり厄介な組み合わせです。
円安は輸出企業には追い風ですが、原油高と重なると、輸入コスト、物流費、電力料金、食品価格の上昇につながります。内需企業や家計には負担が大きく、外食、小売、空運、陸運、化学、電力会社の一部には逆風になりやすいです。
さらに、片山財務相が為替について「断固たる措置」に言及しており、介入警戒も強まっています。円安メリットで買われている輸出株も、為替が急反転すれば利益確定売りが出やすくなります。
-
金利上昇が世界的に重荷になり始めた
米10年債利回りは4.5%台で推移し、米国債発行残高は45兆ドル台に達しています。欧州でもドイツ長期金利が15年ぶり高水準、フランスも4%台に急騰しました。日本でも2年債利回りが31年ぶりの高さとなり、日銀の早期利上げ観測が意識されています。
金利上昇は、銀行や保険には追い風ですが、高PERグロース株、不動産、REIT、借入負担の重い企業には逆風です。AI・半導体も高い成長期待で買われている銘柄が多いため、金利上昇が続くとバリュエーション調整が起きやすくなります。
今週の相場は、AIの成長期待よりも、金利・原油・為替というマクロ要因が株価の上値を抑え始めた週だったと思います。
-
金融・債券・資本市場まわりには資金が残っている
日本企業の転換社債発行は1〜6月で22年ぶり高水準となり、海外マネーの流入が続いています。一方で、6月の超長期債では海外勢の売越額が1年半ぶりの大きさとなり、財政拡張への懸念も出ています。
つまり、日本市場から資金が完全に逃げているわけではありません。ただし、株式・債券・為替のどこを見ても、資金の動きがかなり荒くなっています。
今後は、銀行、証券、保険、還元銘柄、防衛、電力、AI実装関連などに資金が回るか、それともリスク回避で一段と現金化が進むかが焦点です。
-
関税・地政学リスクもじわじわ重い
トランプ政権の関税政策、中東情勢、米イラン対立、原油高は、相場全体のリスクプレミアムを高めています。特に、関税と原油高が同時に進むと、製造業や消費関連にはコスト上昇圧力がかかります。
これまでの相場では、悪材料が出てもAI・半導体の強さで吸収できていました。しかし今週は、米ナスダック急落や日立株の大幅安のように、悪材料に対して売りが出やすくなっています。
ここは、相場の地合いが少し変わった可能性があります。
来週に向けた見方
来週の日本株は、調整相場が一服するか、それとも本格的にリスクオフへ進むかが焦点になりそうです。
AI・半導体の業績面はまだ強く、ディスコやNVIDIA関連のニュースを見る限り、需要そのものが崩れたわけではありません。ただし、AI投資の負担、米ナスダック安、金利上昇、円安164円接近、原油100ドル超えが重なっており、短期的にはかなり不安定な相場です。
来週の注目点は以下です。
- 日経平均が6万6000円台を維持できるか
- AI・半導体関連に押し目買いが戻るか
- 米ナスダックの調整が日本株に波及し続けるか
- ドル円164〜165円で為替介入警戒が強まるか
- 原油100ドル台が続き、インフレ懸念が強まるか
- 米10年債利回りが4.5%台からさらに上昇するか
- 金融・防衛・電力・還元銘柄へ資金が循環するか
セクター別には、銀行、保険、証券、防衛、電力、AI実装、半導体製造装置の一部、還元銘柄は相対的に注目されやすいです。
一方で、過熱したAI・半導体株、高PERグロース株、不動産、REIT、原油高に弱い空運・外食・小売、円高反転に弱い輸出株は慎重に見たい局面です。
全体としては、**「AI相場は終わっていないが、調整相場入りを前提に、強い銘柄だけを選別する局面」**になってきたと思います。